一期一会。

2005年7月20日
 
  
ななんと、帰宅途中に 皇太子ご夫妻 をお見掛けいたしました。
皇太子さまのお顔を拝見するにはいたりませんでしたが、
雅子さまはこちらに手を振ってくださいました。
わたくしはと申しますと、カメラ付きケータイでの激写に夢中でございまして、
何が何だか承知しない間に事は去ってしまいました…。
ただ、雅子さまがとてもお綺麗であったことは今でも忘れられません。
 
皇太子ご夫妻が名古屋駅にいらっしゃるということで、
周辺は警察官によって慌しく交通規制されていきました。
それまでは行き交う人々と騒音でごった返していた街中が、
瞬く間に静寂の空間へと変わりました。
わたくしたちは歩くことさえも許されませんでした。
お仕事中のサラリーマン、何かの用事でお急ぎのおばさま方は大変お困りのご様子で、
警察官に対してお怒りをぶちまけていらっしゃいました。
その心中、お察しいたします。
 
それにつけても、この日本という民主国家において、人間はみな平等だと存じておりました。
ところが、本日初めてそれは間違いであると認識いたしました。
たったお二方のお通りのためだけにこれほどまでの厳戒態勢。
それに対して、成す術なくただただ素直に指示に従うしかない一般国民。

わたくしども一般国民は、権力の前にいかに無力であるかを
目の当たりにすると同時に、ある種の恐怖を覚えました。
そして、
いざとなったら、自分のような一庶民は所詮鼻クソなんだな、
などというわけのわからない自虐的思考にいたってしまいました。
 
とにもかくにも、このような貴重な場面に遭遇いたしましたことは、
今後の人生で2度とあるかないかの珍事でございます。
これは、ついにわたくしに幸運が舞い降りたと申しましても過言ではございません。
きっと、きっと良いことが起こるに違いございません。
 
サマージャンボ宝くじ 1等 当選しますように…。
 
 

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